取組みのねらい
- 地域の大人との対話を通して、多様な価値観や生き方に触れることで、自分の生き方やあり方を考えるきっかけを作る。
- 地域の大人との交流を通して、対話力を育てる
取組みの概要
第2学年を対象とし、地域の大人との対話を通して様々な価値観に触れ、自分の“あり方”や“生き方”について考える。企画運営に関しては、学校と公民館が連携して行った。当日は、大人1人に対して生徒2~3人の小グループでテーマトークやライフチャートを用いて交流した。活動のまとめでは、生徒が「明日からできるひと言宣言」を考え発表する。
※島根県教育庁 社会教育課のHPより
株式会社CLIPで宍道町にお世話になっています
弊社は宍道町白石にある、宍道総合公園古墳の森でサバゲーフィールドの運営をするという社会実験を行っております。
代表の川上も、この記事を書いている私加瀬も、宍道町の出身ではありません。
ですが縁あって令和3年11月から、地域振興も含めた公園の利活用という事業で、宍道町にお世話になることになりました。
宍道公民館とも様々な連携があり、地元である宍道高校や宍道中学校との関わりも増えてきました。
そこで今回の生き方トーク@宍道(2023.11.18)に、私加瀬が参加させていただくことになったのです。
生き方トーク当日より前に、自分のビジョンマップやプロフィールを作成する時間がありました。
ビジョンマップとは、自分が大切にしていることや好きなこと、苦手なことを書き出していって深掘りをするマップです。
これを作るとより自分がどういう人間なのか分かります。
※画像は他の方の例なのでぼかしてあります
生徒さんもこのビジョンマップを事前に作成されるそうです。
そして事前に生き方トークに参加する大人たちのプロフィールだけ、生徒さんに公開されるそうです。
当日はこちらが書いたビジョンマップを基に、10分間で自分が大切にしている価値などについて語ります。
その後に質問をもらって受け答えをして、生き方について語り合うという学習ですね。
合計で4グループの生徒さんに話したのですが、ちょっと残念だったのが皆さん宍道サバゲーPARK DANDANには来たことがないそう😅
もっと周知しなければなりませんね。
生徒さんからは色々な質問をいただきました。
今までで一番大変だったことは?
なんで会社を作ったのですか?
サバゲーは好きですか?
などなど。質問を考えるのは大変だったみたいです。
その中で一番印象に残ったのは
「ちょっと突っ込んだこと聞いていいですか?」
と前置きされ
なんで借金したんですか?
という質問。
私自身、この質問自体には全く驚かなかったのですが、グループ内の他の生徒さんが
「おい、お前、マジか!」
と質問内容へ驚いていました。
私としては借金というワードが触れてはいけないもの、そしてマイナスなイメージしかないということがリアルに伝わったことが印象的でしたね。
ちゃんと、説明をしました。
私は幼い頃から少し変わった経験をしてきているので、中学生にとっては少しポカンとされる部分もあったかもしれません。
その中で私がビジョンマップを作って改めて感じた、大事にしているもの。それは
「時間」
でした。
どうせだったら変な大人もいるもんだ、でいいやと思ったので人間関係に費やす時間、やりたくもない無駄な付き合いへの時間など、後はファイナンシャルプランナーですと前置いてお金の話しを中心にさせてもらいました。
こんな学歴がない人でも起業してやりたいように生きられる、ということが少しでも伝わったかな、と思います。
これから小学校、中学校ともに金融教育が進んでいくと思いますが、お金と時間の関係性についてしっかりと学べると有意義な人生の助けになるかもしれないよ、とサポート的にアドバイスしていけるといいなと改めて感じました。
話してくれた宍道中学校の2年生の方々、ありがとうございました。
楽しかったです!